March 2, 2020

こんにちはMarrieです✨

プランナーをしていると国際結婚のカップルも沢山お手伝いをさせてもらう機会があります🇦🇺

特にアメリカ系の方が多いのですが、他にも韓国、中国、イラン、アフリカ、インドなど様々な国の方の結婚式をプロデュースしましたよ🤗

やはり結婚式もお国柄で全く異なるのでとても面白いです✨✨

なので、このブログで少しずつ体験談を紹介したいと思います!

今回はイランと日本の国際結婚のカップルのお話しです☺️

2人が初めてブライダルサロンに来たのは、忘れもしないある年の8月のお盆直前。

しかも、新郎新婦さんの他に新郎さんのイラン人のご家族が7名程一緒にお越しになって、ブライダルサロンは一瞬で異国の空間に…笑

そんな2人が50名程の人数で結婚式をしたのは、3週間後の9月6日だったのです😳

どうしてこんなに短い期間なのかというと、夏休みを利用して新郎の家族が1ヶ月だけ日本に滞在しているので、その間に花嫁の家族の為に日本で結婚式を挙げたいからとの理由でした。

私のお客様は花嫁が日本人のケースが多くて、日本で結婚式を行った後、新郎様の国で盛大な結婚式を行うというカップルも多いのです🥰

少人数ならまだしも、50名規模の結婚式が3週間で出来るの?!と思いますよね🙄

メイン記事にも書いておりますが、通常の結婚式準備は3~6ヶ月位前から行います。

それは、案内状の発送を大体結婚式の2ヶ月くらい前に行い、返信の締切を1ヶ月くらい前で設定する事が多いからです💡

契約成立の時点で結婚式まであと3週間!

プランナーの立場だと、この規模の人数ならもう席表を完成してもらいたい段階なのです😭

しかも、お盆は印刷会社も休業なので、どんなに頑張っても案内状が出来るのはお盆が明けてから数日後…

それからは、とにかくひたすら打合せしまくりでした!!

そして、イランの結婚式は地域にもよると思いますが、とても豪勢に行うのが慣習でご家族のこだわりポイントも沢山✨✨

まず、結婚式は宗教上の理由から人前式で行ったのですが、新郎さんの母国スタイルだと挙式の時にお互いの家族一人一人から高価なプレゼントを披露するのがしきたりなのだとか。

1枚200万円相当のメダルや車のキーなど、本当に高価な品物達が次々と披露されていくのには驚きました😅

そしてパーティ会場でのコーディネートにも大変こだわりがありましたよ💕

ケーキも「日本のサイズは小さすぎるよ!!」という事で、横幅1メートル超えの巨大ケーキをオーダーメイドすることに🎂

それが、これです👇

ドアのサイズから大きさを想像して頂ければと思いますが、約320名様分サイズのケーキとなりました✨✨

ちなみに通常の結婚式で使用するケーキは上のハート型位の大きさです笑

そして、もう一つのこだわりポイントはアルバムとムービー📸

今でこそ結婚式では韓国フォトなどのドラマチックな写真スタイルが主流となっていますが、何年も前のこの時点で既にお2人はそのようなカットを希望されていました。

イランのお姉さまの結婚式アルバムを見せてもらうと、本当にドラマチックで映画のパンフレットの様な美しい仕上がりに当時は驚いたものです🥰

新郎さんの愛車でエントランスに到着するシーン、花嫁を車から降ろすシーン、夜のガーデンでのロマンチックなシーンなどなど、ご満足の頂けるカットが撮れる様に何度も打合せを重ねました!

そして、パーティ会場のレイアウトは会場の真ん中を大きく空けてダンススペースを作り、それを囲むように回りにテーブルを配置する事に。

海外の結婚式はダンスをする事が多いですもんね☺️

最初は新郎さんの姪っ子ちゃんがお祝いのダンスを披露してくれて、その後は新郎新婦や外国人ゲストがダンスをしたり、日本の結婚式とはまた違った本当に豪華で賑やかなとても楽しい時間でしたよ😊

新婦様に国際結婚が良い理由を聞いてみたら、

「旦那様の国は家族や愛情を本当に大切にしているからです。」

とお話ししてくれました。

日本はわびさびとよく言われているけれど、彼らには日本人とは違ったカタチの家族愛があり、他人に対しても本当に愛情をもって接してくれるのだとか。

実際、ご家族の皆様とは何度もお会いしましたが、ペルシャ語で言葉が通じなくても皆様愛情に溢れていて優しく素敵な方々なのが伝わりました☺️💕

結婚式が終わって新郎さんのご家族の皆様が一人ずつ私にハグをしてくれたのもすごく嬉しかったです。

そんなこんなで、私のプランナー経験で最も短くて内容の濃い結婚式準備はあっという間に終わりました😋

数年後、とっても可愛い赤ちゃんを連れて会いに来て下さいましたよ☺️✨

Marrie