ベールダウンってなぜするの?大切な意味を知って当日を迎えよう♪
チャペルで行うベールダウンセレモニー。
今まで参列した結婚式で見た事のある人も多いはず。
でも、花嫁がどうしてベールをつけるのかまで知っている人は意外と少ないのです。
花嫁のベールやベールダウンを行う事にはとても大切な意味が込められているのですよ!
今回はそんなベールダウンセレモニーについて紹介したいと思います♪
ベールダウンとは
ベールダウンとはウェディングドレスを着た花嫁の仕上げとして、最後に顔が隠れる様にベールを下ろすセレモニーの事です。
主に母親が行う事の多いセレモニーですが、祖母や姉妹などにお手伝いをしてもらう事も。
花嫁は純潔の象徴なので仕上げは女性の手で行ってもらう事が多いですが、希望によって男性に行ってもらうケースもありますね♪
どうしてベールダウンをするの?
中世のヨーロッパでは悪魔がいると信じられていたので、結婚式を迎える花嫁が悪魔にさらわれてしまわないように、花嫁を清める魔除けの為にベールを着けるようになりました。
なので、ベールを下す事で花嫁は完全に守られた状態となって、無事に新郎の元へ嫁ぐ事が出来るようになると考えられていたのです。
その大切な仕上げを母親が行う事は、「子育てに幕を下ろす」という意味も含まれ、大切に花嫁を育てた母親にとっても大切なセレモニーとなるのです。
赤ちゃんの頃から服を着せてくれたり、靴を履かせてくれたりと沢山の花嫁の身支度をしてくれた母親が、最後の身支度をしてあげる事はお互いにとって感慨深い瞬間ですよね。
ベールダウンのタイミング
ベールダウンを行うタイミングはこの2つです。
- 挙式前に別の場所で行う
- 挙式中にゲストの前で行う
花嫁やベールダウンをする人の意向によってタイミングを考えます。
挙式前に別の場所で行う
「ゲストの前で行うのは緊張して恥ずかしいな…」という場合は挙式前に別の場所で行うケースも!
その場合はチャペルの扉を開ける前だったり、ブライズルームなど人の少ない場所でそっとベールを下ろしてもらいます。
挙式中に行うよりも言葉をゆっくりと交わす時間があるので、この日を迎えた想いをしっかりと伝える事が出来ますね。
なので、時間をしっかりと取りたい場合は挙式前に行うのがオススメです♪
挙式中にゲストの前で行う
挙式中のベールダウンはゲストの皆様に見守られながら行います。
なので、同時にゲストも一体となって感動の気持ちを共有する時間となります。
感動的な結婚式にしたいなら、ベールダウンセレモニーは欠かせませんね!
とても神聖で美しい瞬間がゲストの心にも響きますよ。
意外と態勢がキツイ?!
そんな美しいセレモニーであるベールダウンですが、チャペルでベールを下ろしてもらう瞬間の花嫁の態勢は意外とキツイのです。
なぜなら、ベールを下ろしてもらう時は、下ろしやすいように膝を軽く曲げて頭を少し前に傾げます。
その時は猫背にならない様に背筋は真っ直ぐをキープ!しかも、高めのヒール!
ドレスの重みがこの態勢にずしっとくるわけです。
何気ない動作に見えますが、この瞬間は普段あまりしない態勢なのでプルプルしちゃうかも?!
卒花さんから、お母様が緊張してベールダウンに少し時間が掛かってしまい「早く下ろして~!」と思ったという体験談も。
決して長い時間ではないので、美しく見せる為に根性で乗り切りましょう笑
まとめ
今回はベールダウンセレモニーについて紹介しました!
ベールダウンに込められた意味を知るのと知らないのとでは当日を迎える気持ちも全く変わってきますよね。
どんなベールダウンにしたいかのイメージに合わせて、タイミングもじっくり考えてみて下さいね♪