花嫁の着物に縁起の良い柄は?結婚式にピッタリな吉祥文様を知ろう♪

結婚式や前撮でも人気の和装。

種類もとても豊富でなかなか選びきれないのも嬉しい悩みですよね。

特に花嫁の着物には沢山の柄があります。

これらはただ美しくする為だけではなく、ちゃんと結婚式にふさわしい意味や想いが込められているんですよ。

今回は結婚式にピッタリな吉祥文様について紹介したいと思います。

吉祥文様とは

吉祥文様-きっしょうもんよう-とはめでたいしるしという意味を表現した文様の総称です。

縁起が良いとされる動植物や物品などの図柄を入れる事で運気や幸せを呼ぶ意味があり、良い縁起の象徴も国によって異なります。

日本では鶴や亀が縁起の象徴というイメージが強いですよね。

結婚式では花嫁の着物にいろんな種類の吉祥文様が取り入れられているのです。

人気の吉祥文様

吉祥文様は実に沢山の種類があります。

  • 松竹梅
  • 牡丹

ここでは、結婚式で花嫁から特に人気の柄を紹介していきますね!

松竹梅

出典:YUMI KATSURA

松竹梅は縁起物としてよく聞く言葉ですよね。

古来の中国では歳寒三友-さいかんさんゆう-といって、厳しい寒さにも負けない姿を見習うべき3つの植物と言われていたのが起源です。

逆境に負けないというそのモチーフが日本古来から伝わってきた3つの植物それぞれの意味と交わり、縁起物の代表格となったのです。

「松」は年中青々とした葉を付ける事から、不老長寿の意味があり神様が宿る聖木ともいわれています。

「竹」は真っ直ぐ力強く伸びる様子から、無限の繁栄を意味する縁起の良い木とされています。

「梅」は寒い時期を耐えた後、真っ先に花を咲かせる姿から、生命の象徴ともされています。

また、梅-うめ-という語呂から、安産や子宝にも縁起が良いといわれているのですよ。

出典:YUMI KATSURA

桜は日本の国家の1つで、昔から日本人に慣れ親しまれ愛されてきた美しい花ですね。

農家の人々が種まきの時期に桜の開花を目安にしていたのだとか。

その為に実りや豊作を願いながら、桜を眺め宴を開いた事から縁起物とされているそうです。

春にピッタリなイメージだと思いますが、もちろん季節を問わず身に着ける事が出来ますよ♪

出典:Hatsuko Endo

菊は桜と同じく国花の1つですね。

美しく香りも優れている様から気高さを表す柄でもあり、古くから吉祥文様として広く愛されています。

昔から薬として使われていたことから、不老長寿や無病息災という意味が込められた縁起物なのです。

菊は秋のイメージだと思いますが、こちらももちろん季節を問わず身に着けてOK!

牡丹

出典:Hatsuko Endo

鮮やかな牡丹の花は古代の中国では百花の長として、確固たる人気の花だったそう。

美しさの象徴としてことわざにも使われていますよね。

日本では平安時代から衣裳の文様として使われるようになったのだとか。

牡丹の花には幸福の意味や富貴といって高貴で裕福なという意味があるそうです。

着物では大きな牡丹が描かれる事も多く、それは花嫁の着物をとても美しく華やかにしてくれます。

出典:YUMI KATSURA

鶴は長寿の象徴とされ、品格があって美しい姿から花嫁の着物に多く描かれていますね。

更に鶴はつがいになった相手と一生添い遂げるという習性があるそうで、夫婦の固い絆を表す結婚式にピッタリの縁起物♪

なので、花嫁着物に描かれる鶴は二羽以上で描かれるのです。

ちなみにこの色打掛は北川景子さんが着用されたそうですよ!

組み合わせいろいろ

吉祥文様は縁起物同士で組み合わせもいろいろ楽しめるのが特徴です♪

例えば鶴と松だったり、桜と梅だったり組み合わせや色合いで全く違う雰囲気になりますよね。

同じ柄でも色味や描写の違いで可愛らしい感じから渋めな感じまで幅広く印象も異なります。

もし、衣裳選びで迷っている場合はその柄の意味にも注目してみると決め手になるかもしれませんね!

まとめ

今回は結婚式の和装の吉祥文様についてと、花嫁に人気の柄や意味についてを紹介しました♪

花嫁の着物にはただ華やかさを表現する為ではなくて、結婚式にふさわしい想いが込められている事がわかりましたね。

ここでは紹介しきれない位たくさんの吉祥文様がありますので、見た目の好みに加えて意味も調べてみるとあなたにピッタリの着物がきっと見つかりますよ!

HAPPYな花嫁に送る最新の情報♪

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