挙式と披露宴を別会場で行う場合のメリットとデメリットをお伝えします☆

通常の結婚式は同じ館内で挙式から披露宴まで全て行うケースが一般的ですが、中には挙式と披露宴を別会場で行うカップルもいます。

例えば、挙式は郊外の大聖堂で行い、披露宴を中心部のホテルで迎えるというようなケースですね!

ブライダル関係者はそれを外式-そとしき-と呼んでいます。

今回はそんな外式の詳細についてと、実際に行う際のメリットとデメリットをお伝えしたいと思います!

挙式と披露宴を別会場にする理由

挙式と披露宴を別会場にする理由としてはこの2つが挙げられます。

  • 伝統ある教会や神社で結婚式をしたい
  • 宗教的な理由

それでは、詳しく紹介していきますね!

伝統ある教会や神社で結婚式をしたい

映画に出てくるような憧れの大聖堂や地元で有名な神社など、伝統的な礼拝が行われている本格的な施設で行いたい事が外式を希望する一番の理由ですよね!

小さい頃からイメージを思い描いていた方もいますし、式場見学の際にそういった情報を知って魅了されたカップルも多いはず♪

宗教上の理由

自身の宗教上の理由の為に、挙式会場が最初から決まっているカップルもいます。

その場合は、普段から礼拝でお世話になっている施設で行うケースが多いです。

例えば、お寺や神社、教会だったり会館だったり場所は多岐に渡ります。

外式の当日の流れ

外式の場合の当日の流れは大体こんな感じです。

挙式会場と披露宴会場の組み合わせによって内容が異なる部分もありますので、詳しくは式場担当者に確認をして下さいね。

  1. 披露宴側の式場にて新郎新婦の支度スタート(挙式会場に支度部屋がある場合は挙式側に集合)
  2. バスでゲストと移動(新郎新婦は別行動の場合もアリ)
  3. 挙式会場到着/親族紹介/リハーサル
  4. 挙式スタート
  5. 挙式終了/バスでゲストと披露宴会場へ移動(新郎新婦は別行動の場合もアリ)
  6. 披露宴会場到着/新郎新婦は支度部屋にて待機/ゲストの受付スタート
  7. 披露宴スタート

挙式会場に新郎新婦の支度部屋がある場合、当日は直接挙式会場に向かいます。

支度部屋が無い挙式会場の場合は、披露宴を行う方の式場にて支度をスタートし完了したら挙式会場へと移動をします。

移動の際も、親族などのゲストと一緒にバスで移動をする場合と、新郎新婦だけリムジンやタクシーなどを利用して別で移動をする場合もあります。

外式のメリットとデメリット

外式についてわかってきた所でそれぞれのメリットとデメリットについてもお話ししたいと思いますので、是非参考にしてみて下さいね♪

メリット

  • 理想の結婚式が行える
  • 特別感を味わえる
  • 素敵な写真を沢山残せる

外式のメリットはなんといってもこの3つ☆

詳しく紹介していきますね!

理想の結婚式が行える

外式を行うカップルはやはり希望の場所で理想を叶えるために結婚式を行いたいですよね。

憧れの大聖堂や厳かな神社で思い描いていた理想の結婚式を執り行えるという事は一番のメリットです。

宗教上の理由の場合であれば尚更、小さい頃から礼拝に行っていた施設だったり、普段からお世話になっている方々に手伝ってもらいながらの結婚式となり、思いも一層深まる事と思います。

特別感を味わえる

一般的な結婚式と違って移動が伴うので、ゲストと一緒に移動をする場合は通常よりもゲストとの時間を長く過ごす事が出来るのも嬉しいですよね。

ゲストと別行動の場合は、衣裳を着て2人でリムジンに乗ったり、ロンドンタクシーに乗ったりなどまるで映画のワンシーンみたい♡

そんな貴重な特別感を味わえるのも外式ならではの体験です。

素敵な写真を沢山残せる

紅葉の中に神社での白無垢の写真や、厳かな佇まいの大聖堂と共に美しいウェディングドレス姿など、館内に勝る素敵な写真を沢山残せる事も強みですよね。

雪の中で白無垢の写真を撮りたくて冬に神社婚をしていた花嫁もいましたが、本当に素敵な写真になりました。

デメリット

もちろん良い事ばかりではありません。

外式を行う事でどうしても伴うデメリットについてもお伝えしていきますね。

  • 日程の組み合わせが難しい
  • 移動が伴う
  • 拘束時間が長い
  • 費用が高くなる

デメリットはこの4つです。

日程の組み合わせが難しい

実際に外式で結婚式を行う際は、挙式会場と披露宴会場のそれぞれと契約をする事になります。

そうすると、希望日に対してどちらかしか空いていないという事や、それぞれ決まった時間しか空きがなくて融通が利かず、思い通りの時間間隔で予約を取れない事もあります。

なので、外式を希望する場合はなるべく早い段階で会場探しを始める事をオススメします。

式場探しのダンドリや日程の決め方についてはコチラで詳しく紹介していますよ♪

移動が伴う

外式の最大のデメリットといわれているのが、移動が発生するという点ですね。

年配層が多かったり悪天候の場合などは、ゲストの負担が大きくなってしまうリスクがどうしても伴います。

式場へ向かう手段には基本的にバスを手配する事になりますが、自力で挙式会場に向かうというゲストも。

車で向かうゲストに関しては駐車場が確保出来るのかも事前に確認が必要です。

更に、式場に到着してからの控室についてですが、施設によっては親族控室と友人控室を別々に設けている所と待合室自体が全て両家合同の所など様々です。

基本的には挙式会場に着いたら挙式の前に親族紹介を行う事が多いので、親族はちょっと早めの集合時間になります。

もし友人ゲストも呼ぶとしたら、親族の集合時間よりも遅い時間に来てもらわないと挙式会場で受け入れが出来ないケースもあります。

そうすると親族と友人のバスをそれぞれ時間差で用意する必要も出てきますね。

拘束時間が長い

外式の場合は移動時間が伴いますので、新郎新婦だけではなくゲストの拘束時間も必然的に長くなってしまいます。

一般的な結婚式でのゲストの拘束時間は、挙式から披露宴まで全て参列する場合で約5時間程です。

外式の場合は式場との距離にもよりますが、これより拘束時間が2~3時間長くなります。

更に、親族は着付けやヘアセットが必要な場合もありますので、もっと拘束時間が長くなってしまいますね。

新郎新婦に関しては、館内で結婚式を行う場合でも支度開始から式場を出るまでに約8時間程は拘束されます。

それが外式になると、10~11時間程になるのでほぼ半日コースと思った方が良いでしょう。

そこから二次会までとなると、かなり体力が消耗されるという心構えが必要ですね。

費用が高くなる

挙式会場と披露宴会場のそれぞれで契約が必要となる事から、同じ館内で挙式と披露宴を行うよりも必然的に費用が高くなります。

式場に収めるお金もあり、神社では初穂料が発生します。

他にも、バスなどの交通手段の費用や、式場まで同行するカメラマン、美容師、介添などの出張料も発生するものです。

挙式会場によっては提携プランが存在する場合もありますので、希望の式場だとどの様な流れになって費用はどの位なのかを式場担当者としっかり確認しましょう。

まとめ

今回は挙式と披露宴を別会場で行う場合の詳しい内容についてや、メリットとデメリットをお伝えしました!

外式は式場への移動が必ず伴ってしまいますので、自分たちの希望と参列する親族の意向をしっかりと相談し合う事が重要ですね。

じっくり話し合って2人の理想の挙式スタイルを見つけましょう♪

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